病院の障害患者遺棄
とうとう日本でも病院による患者遺棄が起こってしまいました。
認知症のあるホームレスの患者をオムツに病院着のまま、荒廃地域に“捨てる”とか、
救急車に一度に5人も乗せてきて、
そういう地域のホームレスのシェルター前にどさどさっと“捨て”ていったのが、
シェルターが設置した患者遺棄監視カメラ(dumping cam)でバレたとか。
そういう地域のホームレスのシェルター前にどさどさっと“捨て”ていったのが、
シェルターが設置した患者遺棄監視カメラ(dumping cam)でバレたとか。
ちょっと記事を検索しただけでも、すさまじい実態がぞろぞろ。
この法律で、あらゆる患者に検査を行い、状態を安定させる治療をすることが義務付けられたERは、
無保険者や貧困層、不法移民らのセーフティネットとなって、今やパンク状態。
患者の受け入れ拒否も続出して、本来のERとしての機能が危うくなっているとのこと。
無保険者や貧困層、不法移民らのセーフティネットとなって、今やパンク状態。
患者の受け入れ拒否も続出して、本来のERとしての機能が危うくなっているとのこと。
そういう患者は入院させても支払う保険会社も自分のお金もないのだし、
かといって退院してもらう先もなければ、
病院としては捨てるしかないのかもしれませんが、
かといって退院してもらう先もなければ、
病院としては捨てるしかないのかもしれませんが、
救急搬送を断られて流産したり亡くなったりという話は、最近、日本でも聞くようになって、
似たような状況になりつつあるのかなぁ、と思っていたら
似たような状況になりつつあるのかなぁ、と思っていたら
明らかに、障害者は“捨てやすい”のです。
でもね。
私は思うのですが、これは
捨てやすいから、障害者を捨てているんじゃない。
捨てやすいから、まず障害者から捨てているんだ、と。
患者遺棄と上記法律については、知的障害者だからと助けなかった医師のエントリーでも触れています。