渡部先生は現役でご活躍でした

昨日 「そろそろご老体」などと無礼なことを書いた渡部昇一先生について、
ご指摘下さる方があったので、amazonを覗いてみたら、
今年だけでも3冊もの本を上梓しておられ、現役でばりばり活躍しておられました。

1980年に先生が「神聖な義務」を書かれた背景には、
このように社会に貢献すること大なる方の、

ご自身を含め(あのワトソン博士のように)優れた資質の持ち主の努力によって
営々と築かれてきた社会に対する責任感と

仮にこの先老いて医療や介護の世話になるとしても、
生涯にわたる貢献度の方が社会にかける負担をはるかに上回るに違いないとの自負とが、

あったのでしょうか。

         ――――――――――

そのうち限られた資源である医療費や介護費用を公平に分配するために、
社会への貢献度がポイント制になったりしてね。

あなたの生涯を通じての社会への貢献度は、

まず、業種・職種・ポストによって細かく決められたポイント×働いた年数。
次に産んだ子どもは社会資源なので、その能力・資質に応じて決められたポイント×人数。
(ただし障害児を産んだ場合は大幅な減点となります。)
地域のボランティア活動に対しては加算がありますので忘れずにご申告ください。
その他、紫綬褒章をとったの、ヨッパライ運転で捕まったのという賞罰を加算減点の後、

あなたには最終的には何ポイントさしあげます。

高齢者向け医療と介護のサービスには、それぞれ利用ポイントが決められております。
こちら、それぞれの一覧表。お持ち帰りください。
例えば風邪の初診は1回3000ポイント。
アルツハイマー病の検査は25000ポイントになります。
介護ではおむつ交換が1回10ポイント。(30ポイントの大便加算にご注意ください。)

お手持ちのポイントの範囲内で、
お好みのサービスをご自由にお使いいただくことができます。

ただし、お手持ちのポイントを超えると自己負担となりますので、
ご利用は計画的に。

脳卒中を起こして手術、2週間入院したらポイントを使い果たした?
あらま、社会貢献度の低い人生だったんですね。
自己負担のお金もない? 
あ、じゃあ、ポイントを使い切ったところまでで終わりです。はい、さようなら。

【追記】
ドナーカードにチェックしたら追加ポイントがもらえたりしてね。