2009-11-03から1日間の記事一覧

Diekema & Fost 論文を読む 6:司法の否定

「反論25」で取り上げられている最後の批判の論点は 「これほど重大な医療決定では、裁判所の判断が必要」。 しかし、これは、もともと2007年5月の記者会見で 病院側が公式に違法性を認めた点です。 それを改めて論駁して「裁判所の判断は無用」とまで主張…

Diekema & Fost 論文を読む 5:「だから、ちゃんと検討したんだってば」

4月のDiekema&Fost論文の「反論25」で取り上げられているのは 倫理委の検討が不十分だという批判。 具体的には、 ・ Ashleyの利益だけを代理する人物が検討過程にいなかった。 (これは小山さんが2007年5月のシンポで会場から指摘された敵対的審理の不在…