2009-07-28から1日間の記事一覧

2009年7月27日の補遺

「我々は詳細な事実を知らないまま、自殺幇助の一線を曖昧にし、まるで夢遊病者のように一歩一歩野蛮な行いへと誘導されていく」「万人が漠然と持っている不安や恐怖が、法改正の動きを作るのに利用されている」と、Daily MailにMelanie Philipsのエッセイ。…

科学とテクノ・倫理委員会・法をぐるぐる考えてみる

Ashley事件から、医療と法の関係というのが、よく分からないままでいる。 分からないまま、このブログを通じて “科学とテクノによる簡単解決万歳”文化が世界中を席巻していく有様を眺めていたら、 医学を含めた科学とテクノと法の関係というのも気になってい…

英国で患者の自殺を幇助した医師が「証拠出すから逮捕にこい」と

7月19日のエントリーで 2007年に末期がんのパートナーに付き添ってスイスへ行き、 彼がDignitasで自殺するのを見ていたとして Alan Cutlkelvin Rees氏が逮捕されたニュースを取り上げましたが、 その続報が出ており、 この事件、妙な展開を見せてきま…

英国看護学会、スコットランドの自殺幇助法案提出議員と会談へ

これまで当ブログでもニュースを拾ってきましたが、 スコットランドではパーキンソン病を患っている Margo MacDonald 議員が 秋にも自殺幇助合法化法案を提出するべく準備を進めています。 2004年から自殺幇助には反対としてきたスタンスを中立に切り替…