【お知らせ】しばらくブログをお休みします

当ブログは2007年5月に
アシュリー事件を追いかけるために立ち上げたものでした。

いつのまにかアシュリー事件からその周辺へと興味関心が広がり、
それから、ざっと6年あまりになります。

元より「世界ではいったい何が起こっているのか」
「こんなことが起こっている世界はこれから
いったいどこへ向かっていくのだろう」という
自分自身の興味・関心に引きずられてやってきたブログでしたが、
多くの方々との出会いに恵まれて時を経るうちに、


同事件を追いかけながら見えてきた、もうちょっと「大きな絵」についても、今回
『死の自己決定権のゆくえ: 尊厳死・「無益な治療」論・臓器移植』にとりまとめることができました。

シノドスの新刊著者インタビュー
何ごとか1つのことだけは「言い尽くした」気分にさせてもいただき、
なにやら、このブログも一段落したのではないか、という感じがしております。

それ以前からも、
「世界はこうなっていくのではないか」と懸念してきた通りが次々に現実となっていくこと、
その変化の速度がどんどん加速していると思えることが、あまりに恐ろしくて、
もうこれ以上、知りたくない、見たくない、という気持ちを
どこかにずっと抱えてきました。

昨日、今日と、続けてアップしたエントリーが
正しく、そうした「今後」を象徴しているようにも思え、
この先は、個々の事象で何が起こっているかを追いかけることには
あまり意味がないのではないか、とも思えてきました。

すでに私の生活の一部となっていますので、
ブログのない生活というのは考えられず(それって、実際どうよ?)
しばらく充電した後にまた今の形のままで再開するかもしれませんし、
別の形で続行することにするかもしれませんが、

しばしお休みし、これからこのブログをどうするか、
すこし落ち着いて考えてみたいと思っています。

いつもご訪問くださる方々には突然の休載でご迷惑をおかけしますが、
どうぞよろしくお願いいたします。

なお、2冊の拙著への訂正、追加説明、その他については
それぞれの書庫で必要に応じてアップしていくつもりです。