IVFでの妊娠でダウン症を理由に中絶、5年間で123人(英)

中絶反対チャリティの調査によると、

英国で2009年に
IVF技術で妊娠した胎児が人口中絶されたケースが127件あり、

そのうち31件が、ダウン症を理由にしたものだった。

次に多かったのは胎児の異常を理由とするもので、19件。

エドワーズ症候群18トリソミー)を理由とするものが15件。

理由を挙げることは必須とはなっていないので
不明が22件。

05年から09年の5年間では
IVFで妊娠後にダウン症の可能性があることを理由に123人の胎児が中絶された。
平均すると2週間に1人の割合。

多くの場合、妊娠には何年かかかり、
クリニックに通う費用として1000ポンド単位のお金を使っている。

このチャリティでは
「大人の“ほしい”をここまで重要視する社会の価値意識というものを
我々は疑ってみなければいけない。

生殖医療を通じて子どもを産もうと必死になって、
その挙句にその子がパーフェクトじゃないから中絶するというのは
自分勝手で、ひどい」