LA州の自殺幇助規制強化法案、全会一致で下院を通過

12日の補遺で拾った
ルイジアナ州の自殺幇助の規制強化を盛り込んだ法案が
昨日月曜日に全会一致で下院を通過している。

医療について同意する決定権を持つ代理人には
自殺幇助と考えられる医療行為に同意することを禁じるほか、

自己決定できない発達障害のある人またはナーシング・ホーム入所者への
外科医療を含む医療の行為への同意も同様に禁じるもの。

LA州は既に刑法で安楽と自殺幇助を禁じているが、
さらに医療同意法でもその禁止を明確にしたいと提出された。


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ルイジアナ州と言えば
ハリケーンカトリーナの際にメモリアル病院で“安楽死”事件が起こったところ。

4人の患者に致死薬を注射して殺したとして逮捕されたポウ医師は
結局は無罪となったけれど、その後、緊急時の医療行為で医師を免責するとか
DNR指定の患者の避難は最後にすることなどを提言し、
それらの法制化に尽力しているとも言われ、

そういう意味で
私はとても気になっている場所でもある。



DNR指定は基本的には医師の権限で決められるというのが共通認識らしいし、
入院時に担当医が蘇生の対象とするかDNR指定にするかを決めさせられる、という
話もあるのですが、

私はその辺が、実際にはどういうことになるのか
整理がイマイチできていません。