元・仏大統領ミッテランの死「実はPASだった」とジャーナリストの暴露本

爆弾ニュースが飛び出してきた。

ちょっと妙な書き方をしてある記事なのだけれど、
(Mailには、どうもこの手の記事が多い気がするけど、私の偏見かな)

元・仏大統領(任期1981―1995)のミッテラン氏が在任中ずっと
ガンと闘病していたことを明かしたのは、
プライベートな主治医だったClaude Gubler医師。

タイトルそのまんまの“the Great Secret”という本で
ミッテランは15年間ガンと闘い続けており、
在任中ずっとそのことを隠していたが、最後の1年間は
ガンのために職務を遂行することができなくなっていたこと、

しかし、健康問題は政治家にとって命取りなので
Gubler医師は大統領の健康状態に関する発表内容を偽るよう強いられたこと
などを明かした。

Mail記事の次の2行、ちょっと詳細が良く分からないのだけど、

この本は発禁処分となり、Gubler医師は除名処分になったらしい。
執行猶予つきで懲役刑を受けているみたいだし、
後任のシラク大統領の命令で publicly dishonored されたとも。
(文法的には「シラクの命令で」が懲役刑にもかかってる可能性もないわけではないけど?)

ここまでの話には、
冒頭で見てきたかのように場面を描写した後、PASは全く登場しないのだけれど、
ミッテランは在任中、安楽死には強く反対する立場をとっていたことには
こちらの前半部分で言及されている。


で、なぜか、ここで話はいきなり最近出た別の本の話に飛ぶ。

ジャーナリスト2人が最近書いた本で、
ミッテランの命を終わらせた致死薬の注射は
ある謎の女性の同席のもとに行われて、その女性がその後、事実を医師に伝えた、と
書かれている……とMailは書いている。

ミッテランの息子は
「何があったかを知っているのはただ一人の人物で、
その女性は何も語ろうとしない。
我々には、父の死が穏やかなものだったと言っただけ」

また、その本には
サルコジ大統領が2度目の大統領選のさなかに
認可されていない薬を飲んだ、とも。

どういう薬かは書いていないが、
aplomb(心の落ち着き)を取り戻す効果のあるもの、としているらしい。

他にもシラクも在任中に脳卒中をやったけど隠した、とかの暴露本。



サルコジ大統領の薬については
前にどこかでチラっと読んだことがあるような記憶がある。