医療職のアイデンティティがケアラーへの情報提供と意思決定支援に影響
BMC Medical Informatics and Decision Making 2012, 12:26 に掲載の論文で
12人のケアラーのインタビューと
3人の専門家アドバイザーのインタビュー、
さらに医療職の職種ごとに分けた3つのグループへのインタビューを
分析した結果、
3人の専門家アドバイザーのインタビュー、
さらに医療職の職種ごとに分けた3つのグループへのインタビューを
分析した結果、
中にはケアラーにはリアルな情報を与えない方がよい、と考える職種もあり
そういう職種グループではケアラーへの情報にフィルターをかけている。
そういう職種グループではケアラーへの情報にフィルターをかけている。
この論文の結論は、
医療職の考え方によって情報の流れが疎外されて
クライアントの意思決定能力が制約されている。
クライアントの意思決定能力が制約されている。
そのために、医療サービスから
ケアラーとパートナーとなり共に意思決定を行う能力が失われている。
(共に意思決定を行う shared decision making)
ケアラーとパートナーとなり共に意思決定を行う能力が失われている。
(共に意思決定を行う shared decision making)
アクセスできる資源さえあれば情報が自由に手に入る時代に
医療職が情報にフィルターをかけることはいかがなものか。
医療職が情報にフィルターをかけることはいかがなものか。
qualitative study of professional and client perspectives on information flows and decision aid use
7th Space Interactive, March 30, 2012
7th Space Interactive, March 30, 2012
印象的なのは、
ケアラーと医療職の関係において
ケアラーを「クライエント」と称していること。
ケアラーと医療職の関係において
ケアラーを「クライエント」と称していること。
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