オランダで“機動安楽死チーム”スタート

3月1日からオランダで始まった新制度。

特別に訓練を受けたパートタイムの医師と看護師が
Life-end クリニックと称するチームを組んで、

安楽死法に沿って安楽死を希望する患者の元へ
車で駆けつけ、自宅で安楽死させてくれる。

実施主体は安楽死ロビーのNVVEで、

機動チームは6台が稼働。
オランダ国内のどこへでも来てくれる。

だから、自分の主治医が安楽死に手を染めるのは嫌だと言ったり、
やってくれる医師を自分で探せなかったりしても、もう大丈夫。

条件はその他の場合と変わらず、
死にたいとの意思表明をする際に意識が清明であること。

耐え難く、終わりのない苦痛が続くと見られること。
患者も、セコンドオピニオンを経て医師も、不治であると認識していること。

安楽死ケースとして、
実施後に5つのコミッションのいずれかに報告し、
詳細が合法的に行われたか審査の対象となる。

移動安楽死チーム計画は
保健相の認可を受けてはいるものの、

オランダ医師会では
そうした安楽死を専門とする医師では、
患者との関係が希薄で正しいアセスメントができないと懸念。



オランダでは2年前から、
自分の主治医が安楽死に協力的でないという人のために、
安楽死に特化した医療施設を、との声が出ていたけど ↓



この記事の中で
要望した時点で意識が清明であることという条件に言及されているのが
かなり引っかかるのは、

オランダでは既に意思表明ができなくなっていた認知症患者が
既に安楽死させられているから。↓



となると、“オランダ坂”が次にもんどりうってなだれ込んで行く先は、
やっぱり、ここかな ↓



ちなみに英国では、こんな提案もあった ↓





【13年2月5日追記】
上記の元記事はリンク切れになっているため、以下を追記。
http://www.independent.co.uk/life-style/health-and-families/health-news/euthanasia-squads-offer-death-by-delivery-7469070.html

この記事によると、無料サービスだとのこと。