ジェネリック薬を売らせないビッグ・ファーマの「あの手この手」が医療費に上乗せられていく
米国のビッグ・ファーマって、
自分のところのいわゆるブロックバスター(大売れ商品)が
特許切れまで「ひとり大売れ状態」を続けるために
ジェネリックを作っている会社に大枚を支払って
発売を延期してもらっている、んだそうな。
自分のところのいわゆるブロックバスター(大売れ商品)が
特許切れまで「ひとり大売れ状態」を続けるために
ジェネリックを作っている会社に大枚を支払って
発売を延期してもらっている、んだそうな。
で、その出費分は当然のこととして
患者の薬代に転嫁される。
患者の薬代に転嫁される。
その額、なんと毎年35億ドル。
なので、こうした慣行そのものに
禁止を求める声もあるのだけれど、
禁止を求める声もあるのだけれど、
で、仲介業者から薬局に対して、そういう指示が飛んでいる。
独立系の薬剤師の団体が暴いた。
独立系の薬剤師の団体が暴いた。
リピトールの値下げによって自己負担分は変わらないから
患者は気付かないかもしれないけど、
患者は気付かないかもしれないけど、
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/63717291.html (7月28日の補遺)
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/63785720.html (8月9日の補遺)
http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/63785720.html (8月9日の補遺)
7月28日の補遺でMNTの記事を拾った際に既に
「特許が切れ、薬の値段が大幅に下がる……はずなのらしい」と書いたところをみると、
「特許が切れ、薬の値段が大幅に下がる……はずなのらしい」と書いたところをみると、
今回ProPublicaが書いているような事態は
その段階ですでに予測されていたということなのでしょう。
その段階ですでに予測されていたということなのでしょう。
【スタチン関連エントリー】
米ではスタチン8歳からどんどん使おう、と
「8歳からコレステロール薬」にNYTimesが社説
Risperdal他、適応外処方にはもっとエビデンスが必要(2008/11/26)
健康な人も5種混合薬を毎日飲んで将来の心臓病リスクを半減しよう、って(2009/4/2)
コラムニストがビッグ・ファーマにお勧めする「2010年・新年の誓い」(2009/12/24)
ビッグ・ファーマが当て込む8つの“でっちあげ病”(2010/4/17)
2011年1月29日の補遺(スタチンにアルツハイマー病予防効果)
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2011年1月29日の補遺(スタチンにアルツハイマー病予防効果)
9歳から11歳の子どものコレステロールの検査を、さらに17歳から21歳の間でも再検査を、とNIHからガイドライン。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/237562.php
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