2011年5月20日の補遺


VT州の自殺幇助合法化ロビーのサイト。:現在、ビデオがあって、つい先日、合法化法案が否決されたのを受けて、今後に向けて合法化を実現すると決意を語る知事のビデオがある。
http://vtdigger.org/

一回どこかで勉強しておきたいと思っていた英キャメロン首相の「大きな社会」構想について、NYTのコラムニスト。:でもまだ読んでいない。
http://www.nytimes.com/2011/05/20/opinion/20brooks.html?_r=1&nl=todaysheadlines&emc=tha212

カナダオンタリオ州(だけなのかどうかは?)の「直接処遇職員の日」:基本はナーシングホームらしいのだけど。この季節って、「○○の日」とか「○○週間」が多いのかしら。
http://www.marketwire.com/press-release/oltca-celebrates-psws-on-their-second-annual-day-of-recognition-1516641.htm

オクラホマ州のナーシング・ホームのオンブズマンを長くやってきた人が、「ホームの高齢者にも権利はある」と。:米国ではボランティアのオンブズマンが入所者の知人・友人を装って、ふらっと訪ねて行くらしい。でも、あんまりケアのお粗末を指摘しすぎると、施設長らから嫌われて、ついには知事に辞めさせられたり予算を削られたりということも起こり始めている。そのニュース、今日読んだのだけどブクマし忘れて見失ってしまった。
http://www.news-star.com/opinions/letters/x1357380850/Long-term-care-residents-have-rights

サンフランシスコが包皮切除術を禁止? 宗教上の自由を侵すとの批判も。:この論争、またDiekemaが出てくるぞ。包皮切除については数年前までは「利益もリスクもいまだ不透明」と言っていたし、2006年に法廷であれだけ慎重を強調していたくせに、今ではすっかり「包皮切除には利益がある」と宗旨替え。途上国のエイズ予防策として提唱している人が背後でトラの皮をかぶっているからではないか、この人はやっぱり2007年当たりから徐々に倫理学者としての魂をそのトラさんに売ったのではないか……と私は推測しているのだけど。
http://www.huffingtonpost.com/2011/05/19/circumcision-ban_n_864241.html

……と思ったら、投票前にやっぱりABCに出てきていた。「推奨している学会はありません。もしも科学的なエビデンスが繰り返されているなら、どこかが推奨すると思いますけどね」と疑問を投げかける医師に続いて、Diekema医師が感染リスク軽減の効果があると主張。また「包皮切除で深刻な合併症が起こることは滅多にありません。よくある合併症は処置の跡の表皮からの少量の出血ですが、圧迫すれば収まります。あとは表皮の感染で抗生剤のクリームを塗るくらいですね」。あなた、包皮切除が失敗したケースで裁判に呼ばれたんじゃなかったっけ? そこで「外科手術のリスクは痛み、死と合併症の可能性」と証言したんじゃなかったっけ? よくそこまで鉄面皮にコロコロ言うことを変えられるわね。んとに。
http://abcnews.go.com/Health/san-francisco-vote-circumcision-ban/story?id=13638220

ProPublicaの指摘を受けて、スタンフォードなどいくつかの大学が製薬会社との金銭関係で利益の相反に関する方針を改訂。
http://www.propublica.org/article/medical-schools-plug-holes-in-conflict-of-interest-policies

「あなたの寿命は何歳まで」というお告げをもたらしてくれる血液検査ができたのか、できるのか、だそうな。専門家の中には、そんな検査の情報は役に立たん、という声も。NYT。
A Blood Test Offers Clues to Longevity: Some experts say that blood tests that seek to tell people their biological age do not provide useful information.

妊娠中の女性の喫煙は胎児のDNAに影響する。
http://www.medicalnewstoday.com/releases/225918.php