2011年4月21日の補遺

今日発売の週刊文春に「この疑惑を明らかにせず冷静な評価は下せない 初の子ども脳死移植「少年」は事故死ではなく自殺だった?」という記事が掲載されている。「新潟県内に住む男子中学生。この中学生は6日午後5時ころ、居住する町でJRのホームから列車に向かって飛び込んだ、という。」「後頭部を強く打ち意識不明の重体に陥った。県警関係者も“中学生が飛び込むところを目撃されており、自殺で間違いない”とその証言を裏打ちする。」:私は田舎暮らしなので、手に入るのが明日になるけど。
http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/

2チャンネルなんで、本当は出したくなかったけど、他にないので、6日の飛び込み事故について三條新聞記事。ついでに2チャンネルの発言で「自殺者がドナーになれるなら年間3万人の尊い臓器で困っている人が救われるな」。「自殺者がドナーになれるなら安楽死施設もありだろ」そのままじゃないけど「6日に意識不明になって、脳死判定、臓器提供って、早すぎないか?」という意味の発言も。:日本の移植医療推進派の人たちが良く口にする「国際水準の医療」の最先端の議論では、安楽死施設安楽死後臓器提供臓器提供安楽死も、れっきとした生命倫理学者によって提案されていたりします ↓
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/mental/1297126835/194







ゲイツ財団が力を入れている途上国でのマラリア撲滅運動で、2009年から2011年にかけてアフリカを中心にした11カ国でマラリア・ワクチンが盗難に遭い、どこかに消え去ったことが判明。消えたのは、250万ドル相当の大量のワクチン。:世界中のカネもちからカネを集めて、そのカネでワクチンを大量に買うことができれば、そのワクチンを作っている会社の株主さんはそこまででも全然OKなのかもしれない。
http://www.guardian.co.uk/society/2011/apr/20/malaria-drugs-stolen-africa


米国で高齢者施設斡旋業が結構あくどい繁盛をしているらしい。WA州が取り締まりに着手。
http://seattletimes.nwsource.com/html/localnews/2014830317_seniors21m.html

英国では高齢者施設の虐待に等しいケアの実態が報告書に。英国すごいなといつも思うのだけど、高齢者施設にメディアが職員になりすましたスタッフを潜入させたり、今回の報告書も調査員を潜り込ませている。高齢者ケアのミシュラン版。でも実際、行政の監査って、何も見ていないに等しいのだから、本当に弱者の人権を守ろうと思ったら、こういうやり方も必要なのかもしれない。本人も家族も、当時者は声を上げられないことって多いし。
http://topnews.us/content/238774-independent-report-reveals-dark-side-nursing-care-system


肥満の人に対する胃のバンディング手術の後で、その患者が減量状態を維持できるかの能力に遺伝子が関わっていて、手術後のアウトカムが良くない症例があるのはそのため、との研究結果。遺伝子によって高価な手術への適応が予測できる、という方向の結論? ここにもバンディング手術が「患者のQOLを向上させる」との文言がある。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/223001.php