2011年4月17日の補遺

トンコさんのブログに、日本の原発推進を担ってきた専門家16人が連名で政府に提出した「福島原発事故についての緊急建言」。トンコさんが指摘しているように、これもまた大きく報道されることがない不思議。“国際水準の医療”で本当は起こっていること、議論されていることが日本では大きく報道されることがない不思議と同じように。
http://blogs.yahoo.co.jp/tonko_hard/51593789.html

ビル・ゲイツ、今度はアブ・ダビの皇太子と一緒に、アフガニスタンパキスタンの子どもたちのワクチンに100万ドル
http://biomedme.com/biomed-business-middle-east/sheikh-al-nahyan-gates-donate-100m-for-child-vaccines.shtml

BBCの記事で、「スター・トレック」のパトリック・スチュアートが自殺幇助合法化アドボケイトのパトロンとなることを決めた、と。
http://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-13108471

BBCが作家PratchetteをプレゼンターにALS患者のDignitas死のドキュメンタリーを作ったことに対する批判記事がGuardianに。タイトルは「どの命が生きるに値するかを誰が決めるのか?」。副題が「健全な身体の者が病者や弱者の運命を決めることは絶対にあってはならない」
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2011/apr/17/barbara-ellen-assisted-death

物議を醸している、そのBBCのドキュメンタリーについて、Wesley Smithが「WHOの自殺防止メディア向けガイドラインに違反している」と指摘。それに対して、2つばかり「言論の自由」の線から反論が入っている。
http://www.firstthings.com/blogs/secondhandsmoke/2011/04/15/cheerleading-bbc-pushes-suicide-by-violating-who-prevention-reporting-guidelines/

州民皆保険のパイオニア、MS州が、包括支払いと、コスト削減と予防医療の成果主義の導入の方針を打ち出した。
http://www.washingtonpost.com/national/massachusetts-pioneer-of-universal-health-care-now-may-try-new-approach-to-costs/2011/04/07/AFDrunkD_story.html

米国初のES細胞治療実験の被験者は交通事故で半身まひになった21歳の青年。とても信仰心の篤い人のようだ。被験者第1号になったことは「神のご意思」と。
http://www.washingtonpost.com/national/stem_cells_were_gods_will_says_first_recipient_of_treatment/2011/04/14/AFxgKIjD_story.html?wpisrc=nl_cuzheads

ローマ法王ベネディクト16世枢機卿時代から臓器移植では積極的賛成派なんだそうな。知らなかった。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/gaishin/499360/

米国のスーパーマーケットに並んでいる肉類の半分がブドウ球菌に汚染されていて、その4分の1は耐性菌。:米国の食肉って、成長ホルモンやら抗生剤やら、しこたま使われているんだったよね。
http://www.washingtonpost.com/national/study-half-of-meat-poultry-tainted-by-bacteria-1-in-4-samples-have-drug-resistant-germs/2011/04/15/AFDEYpjD_story.html

オーストラリアの化粧品にはヨーロッパ、日本、スウェーデンサウジアラビアでは禁じられている成分が含まれていて、リスクがある、との指摘。:そういえば、ずいぶん前にナノテク化粧品のリスクがどうこうという記事を見たような……。
http://www.canberratimes.com.au/news/local/news/general/fears-on-beauty-industry-chemicals/2136143.aspx?src=enews