ベルギーの医師らが「安楽死後臓器提供」を学会発表、既にプロトコルまで
去年5月に以下のエントリーでとりあげた話題の続報。
ベルギーで2年前にロックトインの女性、「安楽死後臓器提供」(2010/5/9)
Antwerp, Lerven と Liegeの大学病院の
Dirk Ysebaert, Dirk Van Raemdonck, Michel Meurisseの3医師が
12月にthe Belgian Royal Medial Academy主催のカンファレンスで
公然とプレゼンを行ったところによると、
Dirk Ysebaert, Dirk Van Raemdonck, Michel Meurisseの3医師が
12月にthe Belgian Royal Medial Academy主催のカンファレンスで
公然とプレゼンを行ったところによると、
医師らは既にプロトコルを作っており、
安楽死の要望と、その方法と、臓器摘出とは厳密に分けられなければならない。
ドナーと親族の両者の同意が必要。
安楽死は神経科医または精神科医と、病院所属医師2人によって行われる。
臓器摘出は3人の医師が死を臨床的に宣告した後に行われる。
職員の参加は自発意思によるもの。(個人的信条から拒否することができる、の意?)
ドナーと親族の両者の同意が必要。
安楽死は神経科医または精神科医と、病院所属医師2人によって行われる。
臓器摘出は3人の医師が死を臨床的に宣告した後に行われる。
職員の参加は自発意思によるもの。(個人的信条から拒否することができる、の意?)
(2013年2月22日追記:プレゼンのリンクがありますが、このエントリーを書いた当時、なぜか
そのプレゼンのパワーポイント資料が開けなかったために、そのまま未確認のまま、
その後の詳細情報はBioEdgeなど様々なブログを経由した情報となりました。
そこにspitzibara自身の思い込みも混入し、誤情報に繋がってしまいました。申し訳ありません)
そのプレゼンのパワーポイント資料が開けなかったために、そのまま未確認のまま、
その後の詳細情報はBioEdgeなど様々なブログを経由した情報となりました。
そこにspitzibara自身の思い込みも混入し、誤情報に繋がってしまいました。申し訳ありません)
なお、去年5月段階でWesley Smithが手に入れていた情報は
08年のTransplantation誌に掲載された書簡だったのですが、
08年のTransplantation誌に掲載された書簡だったのですが、
同誌には2006年にも医師らは以下の論文を掲載しており、
Organ Procurement After Euthanasia Procedure
Transplantation: July 15, 2006 – Volume 82 – Issue 1 – ppg 1011
Transplantation: July 15, 2006 – Volume 82 – Issue 1 – ppg 1011
(字が小さすぎて読めない。印刷してみたけど字が薄過ぎて読めない)
たぶんSmithが書簡を見つけたのと同じ号と思われる
08年7月27日の論文もリンクされているのですが、
こちらはエラーになって開けません。
08年7月27日の論文もリンクされているのですが、
こちらはエラーになって開けません。
【関連エントリー】
「生きた状態で臓器摘出する安楽死を」とSavulescuがBioethics誌で(2010/5/8)
Savulescuの「臓器提供安楽死」を読んでみた(2010/7/5)
「腎臓ペア交換」と「臓器提供安楽死」について書きました(2010/10/19)
「生きた状態で臓器摘出する安楽死を」とSavulescuがBioethics誌で(2010/5/8)
Savulescuの「臓器提供安楽死」を読んでみた(2010/7/5)
「腎臓ペア交換」と「臓器提供安楽死」について書きました(2010/10/19)
このSavulescu論文、手に入れてくださる方があって
かなり前に読んでいるのですが、なかなかまとめる時間がとれずにいます。
かなり前に読んでいるのですが、なかなかまとめる時間がとれずにいます。