「製薬会社に踊らされて子どもの問題行動に薬飲ませ過ぎ」と英国の教育心理学者

教育と児童心理・年次カンファレンスでの
教育心理学者 Dave Traxson氏の13日の発表。

概要は

NHS Business Service Authorityによると
1994年から2009年の間に子どもへのアンフェタミンの処方は120倍に急増し
教育関係者と児童心理学者の間で懸念されている。

一時的に眠らなくなるとか、ちょっと不安になったり内向的であることなど
単に子どもというのはそういうもので長期的にみなければ何とも言えないようなことを
社会がこれまでのように正常範囲と捉えなくなって、
過剰に異常視し、安易に薬を飲ませるようになっているのではないか。

そして、その背景として、個人的に思うのは、
多くの問題行動は脳の化学物質のバランスの乱れによって起こるとの説を広めて
利益拡大を狙う製薬会社の思惑があるのではないか。

しかし薬の飲ませ過ぎこそ脳へのダメージを引き起こしたり、
成人してから後にも薬への依存リスクを高めるのではないか。

今こそ、公平な調査が行われ、この問題に対処する必要がある。



医師ではなく、児童心理学者というところがミソかも?

日本でも最近、子どものメンタル・ヘルスには力が入っているみたいですが
日本の教育心理学者の方々は、それについてはどのように……?




影響として、こういうことも起こってくる?