「HCR成長抑制論文に激怒するヒットラー」YouTubeに
これは笑えます。
ドイツ映画「ヒトラー最後の12日間」の一場面に勝手な字幕をかぶせたもの。
Hitler reacts to the Hastings report on growth attenuation.wmv
I am a broken man/You don’t break me, December 10, 2010
I am a broken man/You don’t break me, December 10, 2010
地図を指差して、非常に緊張した面持ちの部下が
「ここに安楽死ホスピスを作りました。
一応、念のために成長抑制センターのすぐそばです。
批判的なブロガ―たちが騒いでいましたが、誰もそんなブログは読まないので、
現在はこのあたりまで前線を下げています」と戦況を説明すると、
「ここに安楽死ホスピスを作りました。
一応、念のために成長抑制センターのすぐそばです。
批判的なブロガ―たちが騒いでいましたが、誰もそんなブログは読まないので、
現在はこのあたりまで前線を下げています」と戦況を説明すると、
それに対して、部下が非常に言いにくそうに
「それが……HCRに成長抑制を倫理的だとする判断が掲載されました」と報告。
「それが……HCRに成長抑制を倫理的だとする判断が掲載されました」と報告。
それを聞いたヒトラーが怒りを爆発させる、というシーンになっています。
内容の一部や順番に誤りがあったり抜けていたりもするかもしれませんが、
概ね、こんな感じ ↓
概ね、こんな感じ ↓
障害児は社会のお荷物だから殺すんじゃなかったのか。
それを、成長抑制の倫理性が認められただとぉ?
重症障害児にはアプリオリに意識があると思うヤツは今すぐこの部屋を出て行ってくれ。
(ぞろぞろと多くの人が出て行く。重苦しい沈黙の後でヒットラーはブチ切れて)
そもそもグローニンゲン・プロトコルとは何事だ!
障害児殺しを考えたのは、この俺だぞ。
どうして「アドルフ・プロトコル」と呼ばない!
グローニンゲンなんて、誰も発音できんだろーが!
すぐにピーター・シンガーに電話をしろ!
ったく、オリジナル考案者の顔を立てることもしないなんて!
いいか。無条件の愛なんてものは、ないんだ。
誰が生きて誰が死ぬべきかを決められるのは医療機関だけなんだよ。
だいたいお前らが、成長抑制をやってもいいと口約束さえしてくれれば
生まれてすぐに殺すことから目をそらせると言うから乗っただけなんだぞ。
それが、どうして、こんなことになるんだ!
部下が「倫理委員会が殺す話を霞ませてしまっているもので……」
じゃぁ、成長抑制なら野蛮じゃないから禁止しなくてもいいというのか!
そんなことを言うなら、いっそIQ25以上の障害児も含めたらどうなんだ!
シアトル・グループが「他の決定と同じ、利益とリスクの比較考量」だとぉ?
「重症障害児について親が決めたことに反対する人が出るのは他の医療でも同じ」だとぉ?
(カギ括弧内は成長抑制WGの論文からの引用)
そんな「妥協点」なんて、うじゃらうじゃらしたことを抜かしておったら
まともな人間は頭が混乱するだろーが!
障害児がいたら社会が困るというのが、そいつらには分からんのか!
障害児本人だって死にたいに決まっているじゃないか。
(さんざん喚き散らした後で、しばし黙ってうずくまったヒットラーは
やがて顔を上げると、静かな、敗北感に満ちた口調で)
もしかしたら、あのエセ倫理学者・ブロガ―たちこそが
皆がトチ狂っていた混乱の中で正気を保っているのか……。
そう、これは、生命の……勝利だ。
たぶん我々は、命をありのままに受け入れるべきなのだ……。
命はいろいろなのだから……。
それを、成長抑制の倫理性が認められただとぉ?
重症障害児にはアプリオリに意識があると思うヤツは今すぐこの部屋を出て行ってくれ。
(ぞろぞろと多くの人が出て行く。重苦しい沈黙の後でヒットラーはブチ切れて)
そもそもグローニンゲン・プロトコルとは何事だ!
障害児殺しを考えたのは、この俺だぞ。
どうして「アドルフ・プロトコル」と呼ばない!
グローニンゲンなんて、誰も発音できんだろーが!
すぐにピーター・シンガーに電話をしろ!
ったく、オリジナル考案者の顔を立てることもしないなんて!
いいか。無条件の愛なんてものは、ないんだ。
誰が生きて誰が死ぬべきかを決められるのは医療機関だけなんだよ。
だいたいお前らが、成長抑制をやってもいいと口約束さえしてくれれば
生まれてすぐに殺すことから目をそらせると言うから乗っただけなんだぞ。
それが、どうして、こんなことになるんだ!
部下が「倫理委員会が殺す話を霞ませてしまっているもので……」
じゃぁ、成長抑制なら野蛮じゃないから禁止しなくてもいいというのか!
そんなことを言うなら、いっそIQ25以上の障害児も含めたらどうなんだ!
シアトル・グループが「他の決定と同じ、利益とリスクの比較考量」だとぉ?
「重症障害児について親が決めたことに反対する人が出るのは他の医療でも同じ」だとぉ?
(カギ括弧内は成長抑制WGの論文からの引用)
そんな「妥協点」なんて、うじゃらうじゃらしたことを抜かしておったら
まともな人間は頭が混乱するだろーが!
障害児がいたら社会が困るというのが、そいつらには分からんのか!
障害児本人だって死にたいに決まっているじゃないか。
(さんざん喚き散らした後で、しばし黙ってうずくまったヒットラーは
やがて顔を上げると、静かな、敗北感に満ちた口調で)
もしかしたら、あのエセ倫理学者・ブロガ―たちこそが
皆がトチ狂っていた混乱の中で正気を保っているのか……。
そう、これは、生命の……勝利だ。
たぶん我々は、命をありのままに受け入れるべきなのだ……。
命はいろいろなのだから……。
いや~、おっかしかったぁ!
特に「すぐにピーター・シンガーに電話しろ!」には、ぶははっと吹いてしまった。
Norman Fostらがここまで執拗に成長抑制の一般化にこだわるのは他に狙いがあるのではないか、
それは障害のある新生児への「無益な治療」論の一般化ではないのか、
つまり重症児の安楽死に向けた地ならしとして成長抑制による線引きと
司法からの切り離しが画策されているのではないか、と、ここしばらく考えていたのですが、
それは障害のある新生児への「無益な治療」論の一般化ではないのか、
つまり重症児の安楽死に向けた地ならしとして成長抑制による線引きと
司法からの切り離しが画策されているのではないか、と、ここしばらく考えていたのですが、
笑いながら、改めて、そのことを考えました。
【HCR成長抑制WG論文の関連エントリー】
成長抑制WGの論文がHastings Center Reportに(2010/11/7)
Eva Kittayの成長抑制論文(2010/11/7)
Norman FostもAlice Dregerも成長抑制に関する論文(2010/11/7)
シアトルこども病院は、5年の合意期限が切れるのを待っている?(2010/11/8)
Eva Kittayさんに成長抑制WGのことを聞いた!(2010/11/12)
HCRの重症児の親による成長抑制支持論文にClairさんが見事な反撃(2010/11/17)
Clairさんの文章から、親と障害者運動について考えた(2010/11/17)
Clairさんのブログ、今度は重症児の親の成長抑制批判論文(2010/11/18)
「成長抑制でパンドラの箱あいた」とEva Kittay氏(2010/11/23)
成長抑制の対象はIQ25以下の重症重複障害児、とWG(2010/12/1)
なぜWPASのCarlson弁護士はWGメンバーから消えたのか?(2010/12/6)
Foxのローカル局が「時代が変わり意見も変わって、成長抑制はOKと決定」(2010/12/7)
Norman Fost「成長抑制が気に入らなければ虐待だと通報してみろ」と逆ギレ(2010/12/7)
子ども病院成長抑制WGメンバーの正体(2010/12/8)
成長抑制WGのHCR論文:とりあえず冒頭のウソ3つについて(2010/12/8)
成長抑制WGの論文がHastings Center Reportに(2010/11/7)
Eva Kittayの成長抑制論文(2010/11/7)
Norman FostもAlice Dregerも成長抑制に関する論文(2010/11/7)
シアトルこども病院は、5年の合意期限が切れるのを待っている?(2010/11/8)
Eva Kittayさんに成長抑制WGのことを聞いた!(2010/11/12)
HCRの重症児の親による成長抑制支持論文にClairさんが見事な反撃(2010/11/17)
Clairさんの文章から、親と障害者運動について考えた(2010/11/17)
Clairさんのブログ、今度は重症児の親の成長抑制批判論文(2010/11/18)
「成長抑制でパンドラの箱あいた」とEva Kittay氏(2010/11/23)
成長抑制の対象はIQ25以下の重症重複障害児、とWG(2010/12/1)
なぜWPASのCarlson弁護士はWGメンバーから消えたのか?(2010/12/6)
Foxのローカル局が「時代が変わり意見も変わって、成長抑制はOKと決定」(2010/12/7)
Norman Fost「成長抑制が気に入らなければ虐待だと通報してみろ」と逆ギレ(2010/12/7)
子ども病院成長抑制WGメンバーの正体(2010/12/8)
成長抑制WGのHCR論文:とりあえず冒頭のウソ3つについて(2010/12/8)