欧州人権裁判所に「死の自己決定権」提訴(独)
2005年の2月にスイスのDignitasで幇助を受けて自殺したドイツ人女性の
夫であるUlrich Koch氏(67)が、ヨーロッパ人権裁判所に、
自殺幇助を違法としているドイツの法律は
個人のプライバシーと尊厳のある死の権利を侵していると訴えた。
夫であるUlrich Koch氏(67)が、ヨーロッパ人権裁判所に、
自殺幇助を違法としているドイツの法律は
個人のプライバシーと尊厳のある死の権利を侵していると訴えた。
マヒしていることを理由に、自殺幇助を求めて、2004年に
ドイツ連邦の医薬医療機器機関(Federal Institute for Drugs and Medical Devices)に
自殺に必要な薬物を手に入れる許可を求めたが
ドイツの麻薬法に違反するとして拒否された。
ドイツ連邦の医薬医療機器機関(Federal Institute for Drugs and Medical Devices)に
自殺に必要な薬物を手に入れる許可を求めたが
ドイツの麻薬法に違反するとして拒否された。
そこで夫婦は上訴し、その結果を待たずにスイスに赴いた。
そこで今回、ヨーロッパ人権裁判所に提訴したもの。
万が一、認められた場合には影響は大きく、
今後の展開が懸念される。
今後の展開が懸念される。
それにしても、この記事でも妙な表現が目につく。
医薬品機関に却下されたために
Couple forced to go abroad.
「夫婦は国外へ行くことを強いられた」。
Couple forced to go abroad.
「夫婦は国外へ行くことを強いられた」。
それから、
Because she was paralyzed, she appealed for active help to end her life.
「マヒしているので、死ぬための積極的な助けを求めた」。
Because she was paralyzed, she appealed for active help to end her life.
「マヒしているので、死ぬための積極的な助けを求めた」。
ドイツ最高裁が本人意思なら延命治療停止は合法との判断(2010/6/25)
ドイツの延命治療停止判断を自殺幇助とグズグズに書く NY Times(2010/6/29)
AP通信がドイツの「自殺幇助合法化」報道を訂正(2010/7/3)
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