2010年8月25日の補遺

アフリカで使われている抗マラリア薬の3割は偽薬だという話。APがEメールを使う調査システムを立ち上げたらしい。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/198708.php

米国の地域介護システム。ボストンのVillage movement。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/198702.php

ハリケーンカトリーナの直後、ニュー・オリンズの警官には掠奪者に発砲する許可が出されていた、とProPublica。ProPublicaは、ハリケーンカトリーナの際に起こったことを丁寧に追跡調査して明らかにしようと地道に緻密な努力を続けている。頭が下がる。
http://www.propublica.org/nola/story/nopd-order-to-shoot-looters-hurricane-katrina

このところ米国で卵のサルモネラ感染が問題になっているのだけど、英国では雌鶏にワクチンを打って予防しているのに米国はワクチンを認めないからこんなことになるんだ、というNYTの論調。:で、そのワクチンは卵を食べると人間の身体にも取り込まれていくわけですよね。私たち、毎日食べているものを通じて、知らない間にどれだけの何を身体に取り込んでいることやら。
http://www.nytimes.com/2010/08/25/business/25vaccine.html?_r=1&th&emc=th

最強の抗生剤にも耐性を持つスーパー細菌の登場で、人類はせっかく手に入れた抗生剤の使用をそのうち、やめなければならなくなる、という話。:あー、でも、そこには抗生剤を使うから耐性ができるという要因以外にも、今の時代に我々が知らず汚染されている化学物質の影響や遺伝子に手を加えていることの影響などもあるやもしれず、ただ抗生剤の使用をやめれば元に戻れるというものでもないような気が、素人としては致しますが。
http://www.guardian.co.uk/society/2010/aug/12/the-end-of-antibiotics-health-infections

胚性幹細胞研究への政府の助成を違法とした昨日の裁判所の判断について、そんなことを言っていたら医学研究が遅れる、とNYT。:医学研究が遅れることは、もはや倫理問題を飛び越えるほどの罪悪なんですね。よその国に出し抜かれて利権獲得が遅れると国益に反するし、悠長に倫理問題を議論している暇はないのよ……って。
http://www.nytimes.com/2010/08/25/opinion/25wed1.html?_r=1&th&emc=th

上記の件で、もちろん科学者からもゴウゴウの非難。
http://www.guardian.co.uk/science/2010/aug/24/scientists-attack-stem-cells-ruling

英国MI6のスパイが殺されて、スポーツバッグに詰められた遺体が本人のアパートのふろ場で見つかったという。:一体、何が起こっているの?
http://www.guardian.co.uk/world/2010/aug/25/british-spy-dead-in-bath

日本語ニュースで、歯医者がもうかる時代は終わった、と。:ああ、だから、歯科医の生き残り策として予防歯科の重要性がせっせと説かれるわけね。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100825-00000001-president-bus_all