2010年8月26日の補遺

日本語で、ナイジェリアの”魔女狩り”のニュース。これ、2007年12月にこちらのエントリーでとりあげている。ビデオと、子どもたちの写真が20枚あるのだけど、もう本当にたまらない。もっと強い者に虐げられている大人や男たちによる、ただの残忍な憂さ晴らし。そこにつけこむ“キリスト教聖職者”の悪業。考えてみたら、3年も前に世界はこの事実を知っていたのに、その後、どうすることもできていないってことですよね、これ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100826-00000003-cnn-int


子どもたちが安心して暮らしていける場所が世界からどんどん失われていく。

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自殺幇助合法化に関する世論調査が話題になっているNZで、元GPがリビング・ウィルがあれば安楽死の合法化なんぞ必要ない、自殺幇助は医師の倫理にもとる、と。
http://www.times-age.co.nz/local/news/living-wills-rule-out-euthanasia-need/3920453/

英国の調査で、無神論者の医師はターミナルな患者にさっさと見切りをつけやすい。
http://www.guardian.co.uk/society/2010/aug/26/doctors-religious-beliefs-terminally-ill?CMP=EMCGT_260810&CMP=EMCNEWEML961

オーストラリアの自殺幇助事件裁判。Frank Ward氏が去年ペントバルビツールを大量に飲んで自殺した事件で、違法に入手してあげたとしてMerin Nielsen氏が自殺幇助と規制薬物輸入の罪に問われたもの。
http://www.abc.net.au/news/stories/2010/08/26/2994070.htm?section=justin

貧困状態で暮らしている赤ん坊の半数以上が軽度から重度のうつ状態の母親に育てられていて、その場合、健康な母親よりも早くに母乳を切り上げられるし、子どもと適切に関われないために子どもの発達に悪影響が出る。:子育てに支障をきたすから貧困状態の母親のうちウツ状態にある人への支援を、というのって、なんか本末転倒の論理のような……。最近なんでも「社会に期待される機能」が基準になるような気がしていけない。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/08/26/AR2010082600027.html?wpisrc=nl_cuzhead


モニタリング・テクノロジーが高齢者の在宅独居生活に改革を起こす、とNPRの、そういうシリーズ2回目で。:モニタリング・テクノロジーと言えば聞こえはいいけど、要は監視テクノだよね。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/198877.php

新学期の始まりに備え、LA子ども病院から親への子どもの健康アドバイス10カ条の一番トップは「ワクチン」。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/198774.php