重度自閉症の11歳の息子を母親が殺害(英)

アイルランドの火山噴火の影響でごった返す英国Cardiff国際空港近くのホテルで
48歳の母親Yvonne Freaneyさんが11歳の息子Glen君を絞殺。

16日日曜日に逮捕、翌日起訴された。

Glen君は重度の自閉症だった。
心配した家族からの連絡を受け、捜索していた警察が日曜日に発見した際、
母親はホテルの部屋で死んだ息子の手を握っていたという。

母親が逮捕後に警察に語ったとされる動機らしきものは
「もうこれでGlenを指差す人はいなくなった」。

母子は2人でチェックインしており、
Glen君は先週木曜日から日曜日までの間に殺害されたものとみられる。

夫はもと英国空軍の職員。




どうも、Glen君が車いす使用だったとか、コミュニケーションエイドを使っていたとか
当初は、そういう情報が流れたようですが、警察が否定しています。


英国といえば、
先頃のGilderdale判決を巡る情緒的かつ煽情的なメディアの論調が
自殺幇助の議論をあっという間に慈悲殺容認論へと変質させていくのを目撃したばかり。

その後、DPPの自殺幇助起訴ガイドライン
慈悲殺と自殺幇助を明確に区別しましたが、

どのように扱われていくのか、非常に気がかりな事件です。