2010年2月22日の補遺

自殺幇助関連

来週発表される英国検察サービスの自殺幇助に関する法解釈のガイドラインでは、暫定案の条件を多少偏向して、いよいよ「裏口」免罪が始まることになるらしい。
http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/politics/lawandorder/7271843/Assisted-suicide-law-to-be-decriminalised-by-back-door-from-next-week.html

BBCも来週のガイドライン発表を前に、自殺幇助を希望する女性の談話。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/programmes/newsnight/8523128.stm


司教が、「死よりも、まず生を」と説いている記事なのだけど、長ったらしい副題だけを読むと、「苦しんでいる人が死にたいというのに共感するのは正しい」と言っているかのように読める。
http://www.telegraph.co.uk/news/uknews/crime/7271021/Bishop-Michael-Nazir-Ali-Promoting-life-rather-than-death.html

英国のリビング・ウィルの普及率など。もっと簡単に書ければ、半分くらいの人は書くのに、という調査結果。
http://www.telegraph.co.uk/health/healthnews/7280151/Half-the-population-would-make-a-living-will-if-it-was-easy-says-new-poll.html

米国Marylandでの調査では、66%が事前指示書を書いていなかった。:33%もが書いていたことの方が私には驚きだった。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/179582.php


その他

母親が外でフルタイムで働いていないと、母親だけでなく子供に対してまで世間の人の好感度が上がるらしい。母と子の関係についても評価が良くなる傾向があるらしい。:娘が養護学校の時代に、女性の担任から私が働いていることについて否定的な発言をされたことは数知れない。「子どもはやはり6歳までは母親が」と言った人は切れ者のベテラン女性教師で、その後、教頭になった。「私だって、ここまで働いてくるためには我が子を他人に預けながら働いてきたから」という視点で考えてくれるのは、たいてい福祉職の人だった。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/179747.php

Brown英首相に官邸でのイジメ疑惑。部下がイジメ相談に電話をかけたとかで。
http://timesonline-emails.co.uk/go.asp?/bTNL001/mHDPAZ2F/qZM7JZ2F/uM9ZZ6/xV6UMZ2F

福祉のセーフティネットは短期が前提なので、今回の不況で失業した人の長期にわたると予想される貧困問題には対処できない、という問題。
http://www.nytimes.com/2010/02/21/business/economy/21unemployed.html?th&emc=th

オーストラリアの首相が、世界の放射線ゴミの処分を我が国が担おう、と。地形的に最もふさわしいし、それによって干ばつ問題に対応するための資金も得られる、と。
http://www.canberratimes.com.au/news/local/news/general/aust-has-a-duty-to-take-worlds-nuclear-waste-hawke-says/1756572.aspx?src=enews