米国の市場から引き上げられたSSRIが日本で認可されたことの怪
久保田氏の論旨は
年間の自殺者が3万人を超えているのが問題だといわれ続けて11年間、
自殺者がちっとも減らないのは、対処する方法が間違っているからだ。
こういう話をすると、すぐに科学的なエビデンスがない話をするなと批判されるが
ではSSRIなど科学的に開発されたはずの薬が問題を起こしているのは、どういうことか。
ストレスがいけないと言われるが、
それでは人類の歴史にストレスがなかった時代などあっただろうか。
いけないのはストレスそのものではなく、
ストレスを受け止める力が低下していることなのであり、
必要なのは、知育・体育だけでなく、心を育てる心育である……と説き、
氏の考案による「心の体操」なるものを推奨する。
(「心の体操」の具体については企業秘密みたいで無料では明かせないようだった)
自殺者がちっとも減らないのは、対処する方法が間違っているからだ。
こういう話をすると、すぐに科学的なエビデンスがない話をするなと批判されるが
ではSSRIなど科学的に開発されたはずの薬が問題を起こしているのは、どういうことか。
ストレスがいけないと言われるが、
それでは人類の歴史にストレスがなかった時代などあっただろうか。
いけないのはストレスそのものではなく、
ストレスを受け止める力が低下していることなのであり、
必要なのは、知育・体育だけでなく、心を育てる心育である……と説き、
氏の考案による「心の体操」なるものを推奨する。
(「心の体操」の具体については企業秘密みたいで無料では明かせないようだった)
その中の、SSRIが問題を起こしているという文脈で
2005年に日本で初の対人不安障害の治療薬として認可されたとも書かれており、
どうも、この解説からは、
売られているのは米国と日本だけの様子。
売られているのは米国と日本だけの様子。
これは、まったく、どういうことか──?
―――――――――――――――――
4種類以上の薬を飲んでいる患者についての比較対象試験はこれまで行われたことはなく、3種類の薬を飲んでいる患者についての試験もほんのわずかしか行われていない。4種類以上の薬を飲んでいる患者は医学の知識を超えた領域にいるのである。
ほらね。
あ、そうそう久保田氏はもう1つ指摘しておられました。
この「ドクターズルール」を翻訳した福井先生というのは聖路加病院の院長で、
他にもあれこれ医学会で重要なポストを占めている(具体的なポスト名はメモ漏れ)のだから
自分が訳したのなら、これを日本の医学会に徹底することだって
やろうと思えばできそうなものなのに、
日本の精神科医が患者に5種類も6種類も薬を飲ませる実態は放置されている。
これは、みなさん、いったい、どういうことですか──?
他にもあれこれ医学会で重要なポストを占めている(具体的なポスト名はメモ漏れ)のだから
自分が訳したのなら、これを日本の医学会に徹底することだって
やろうと思えばできそうなものなのに、
日本の精神科医が患者に5種類も6種類も薬を飲ませる実態は放置されている。
これは、みなさん、いったい、どういうことですか──?
それどころか、世界中の研究者らが、
ありとあらゆる病気の予防薬を研究開発しては、
「この薬、みんなに飲ませよう」リストをせっせと追加し続けている。
ありとあらゆる病気の予防薬を研究開発しては、
「この薬、みんなに飲ませよう」リストをせっせと追加し続けている。
4種類以上の薬を飲んでいる患者の比較対象研究を行う必要は言わないまま――。