視力低下を苦に88歳が自殺、ここでもFEN関与

Florida州Sarasotaの88歳の男性 Max Lomさんは、いたって健康ながら、
最近視力が低下して新聞を読むにも苦労することに抑うつ状態となっていた。

去年5月に薬を大量に飲んで自殺を図ったが失敗。

その後 the Final Exit Networkとやり取りをするようになり、
今年1月4日にヘリウムを吸引して自殺。

FENでは関与を否定しているが、
Lom氏の家族は激怒しており、

「あの人たちが直接、頭に袋をかぶせたわけじゃないかもしれないけど、
基本的には、あの人たちが死に方を教えたわけでしょう」と。

もちろんターミナルな状態だったわけでも、
苦痛があったわけでもありません。

The death pact
The Charlotte Sun, March 28, 2009


世界中のあちこちで自殺幇助を合法化せよと
雑多で、何もかも未整理のまま”ぐずぐず”の議論が無責任に展開されていることが

実は

「主観的に耐え難い苦痛があるから死にたい」という人たちの自殺に
社会的な承認を着実に与えていっているのではないか……。

その勢いもまた、加速しているのではないか……と思えて、不気味──。