兄の自殺幇助でCA州の女性を起訴

何度か脳卒中を繰り返して
視覚、聴覚と運動機能の障害を負い、
自殺を考えるようになった45歳の弟James Harleyさんが
去年12月7日にヘリウム吸引で窒息死したのを
幇助したとして

妹のJune Hartleyさん(42)が起訴された、とのこと。

2002年からDA(地方検事)局で働いているDeputy(副)検事は
自殺幇助容疑は初めてだと。



これまで当ブログで取り上げてきた記事でも、

100人を超える英国人が既に幇助自殺を遂げている
スイスのDignitasクリニックでバルビツールからヘリウムに
手段を変更しつつあるとか、

To Die Well”と題した自殺幇助の指南書で
ヘリウムの使用が最も有効だとされているなど、

幇助自殺でのヘリウム使用については
ぼちぼち目に付いていました。

こうした情報の影響もあるのではないでしょうか。

それにしても、自殺幇助を巡る動きがあちこちの州で活発になっています。
すでに政治的な問題と化しているようにも思われます。