ダウン症の男性80歳、ギネス記録更新か
米国ミネソタ州WasecaのBert Holbrookさんは先週末に80歳の誕生日を祝った。
2005年にはダウン症の人の寿命は55歳だといわれるところまで延びたが、
Bertさんが生まれた当時、ダウン症の人の平均寿命は9歳だといわれ、
受けられる医療もほとんどなく施設に入れられるのが当たり前の時代だった。
Bertさんが生まれた当時、ダウン症の人の平均寿命は9歳だといわれ、
受けられる医療もほとんどなく施設に入れられるのが当たり前の時代だった。
Bertさんは町の人みんなを知っていて、町中どこでも不自由なく往来していた。
町の人はみんなBertさんのことをジュニアと呼び習わしていて、
今でも見かけると「よぉ、ジュニア、どうだい?」と声をかける。
町の人はみんなBertさんのことをジュニアと呼び習わしていて、
今でも見かけると「よぉ、ジュニア、どうだい?」と声をかける。
ギネスからコンタクトがあり、詳細な書類を提出して
現在結果を待っているところ。
現在結果を待っているところ。
もう18年間もBertさんに関ってきた、その看護師は
「ギネス記録だとなったら、みんなが大騒ぎになって、
ジュニアは人が大好きだから、そういうの、きっと喜ぶと思うんですよ」と。
「ギネス記録だとなったら、みんなが大騒ぎになって、
ジュニアは人が大好きだから、そういうの、きっと喜ぶと思うんですよ」と。
記事には書かれていない苦労もきっと沢山あったのだろうとは思うのだけれど、
この人の穏やかで柔らかな顔の表情を見ていると、
家族に愛され、小さな町の温かい人々に囲まれて
それなりに幸福な80年を生きてきた人なのだなぁ……ということが感じられるようで。
家族に愛され、小さな町の温かい人々に囲まれて
それなりに幸福な80年を生きてきた人なのだなぁ……ということが感じられるようで。
そのためにも、Bertさんにギネスの認定が下りますように。
──なんだかね、
親が逝ったあとも幸福に生きていく我が子の姿を
見せてくれる水晶玉がどこかにないものか……と、時に夢想してたりするもんだから。
見せてくれる水晶玉がどこかにないものか……と、時に夢想してたりするもんだから。