メタボは経済施策だったのでしょうか?

前のエントリーで紹介したニュースで
Oregon州で自殺幇助を法律で認めたら
その後10年間で自殺幇助に手を上げる医師も薬局も急増したという箇所を読んで、

そりゃあ、医師と薬局はお客さんさえいれば商売だから……
と思わずつぶやいた時に
ふっと結びついたのですが、

昨日、近所の薬局に行った時に
メタボリック症候群対策コーナーがでかでかと出来ていて、
ものすごい種類のメタボ対策用の医薬品とグッズが並べてあった。
それはもう、この短期間によくもこれほど……と感嘆するほどの種類の豊富さで。

メタボリックシンドロームという“病気”が創設されたのは
保健施策というよりは医療費抑制のための経済施策だよね、
とは思っていたのですが、

もしかしたら、
さらに国民にお金を使わせて経済を活性化しようとの
意図も含んだ経済施策でもあったのでしょうか?

(もしかしたら、
 そんなのは周知の事実で
こんなことをいまさら言っている私が
 すでに鈍いのかもしれませんが。)

英国では65歳になった男性全員に
無料で動脈瘤の検査を受けさせることにしたというニュースが
ちょっと前にあったのですが、
保健施策としては、こちらのほうが余程まっとうですよね。