ギョーザだけじゃない中国製医薬品の汚染
国営の大規模製薬会社が作った白血病の薬が汚染されて
去年の夏に200人近い中国の癌患者らがマヒを起こしたとか。
この事件で上海警察が刑事事件として捜査を開始、
既に工場責任者2人が逮捕されるなど、
国を挙げてのスキャンダルに発展しているとのこと。
去年の夏に200人近い中国の癌患者らがマヒを起こしたとか。
この事件で上海警察が刑事事件として捜査を開始、
既に工場責任者2人が逮捕されるなど、
国を挙げてのスキャンダルに発展しているとのこと。
この製薬会社 Shanghai Hualianは20数カ国に薬を輸出しているというのですが、
日本は大丈夫なのでしょうか。
日本は大丈夫なのでしょうか。
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ところで、去年アメリカでは中国製のオモチャの塗料とか
ペットフードの汚染が問題になっていましたが、
この汚染薬品スキャンダルは直接的にアメリカで被害が出たわけでもないのに、
何故こんな大きなニュースになっているかというと、
この会社がアメリカで使われているRU-486と呼ばれる経口中絶薬の唯一の製造元だから。
このRU-486については
つい最近気になる記事を読んだ覚えがあったので
当たってみたら1月22日のWashington Postに
As Abortion Rate Drops, Use of RU-486 Is on Rise
つい最近気になる記事を読んだ覚えがあったので
当たってみたら1月22日のWashington Postに
As Abortion Rate Drops, Use of RU-486 Is on Rise
プライバシー権に含まれるとして初めて女性に中絶権を認めた
Roe v. Wade 裁判から35年、
アメリカの中絶事情も様変わりして、
中絶の全体数が減っている一方で
2000年に認可された経口中絶薬RU-486の使用が急増しているというニュース。
Roe v. Wade 裁判から35年、
アメリカの中絶事情も様変わりして、
中絶の全体数が減っている一方で
2000年に認可された経口中絶薬RU-486の使用が急増しているというニュース。
女性には自宅で目立たずに中絶できる点が好評で
医師にとっても、
中絶を行うクリニックはどうしても目に立つけれど
経口中絶薬を処方するのは外部からは伺えないので
プロ・ライフ派の批判を浴びにくいという利点があって、
これまで中絶はしないという方針だった医師の中にも
経口中絶薬を処方する人が増えてきているとのこと。
医師にとっても、
中絶を行うクリニックはどうしても目に立つけれど
経口中絶薬を処方するのは外部からは伺えないので
プロ・ライフ派の批判を浴びにくいという利点があって、
これまで中絶はしないという方針だった医師の中にも
経口中絶薬を処方する人が増えてきているとのこと。
これはつまり、誰にとっても「お手軽だから」ということですね。
リスクが全くないというわけではないのですが。
リスクが全くないというわけではないのですが。
6歳の子どもにエストロゲンを大量投与するなどという考えも、
こうした背景の中から出てくるものでしょうが、
インターネットでの薬の売買をちょっと覗いただけでも
薬の濫用は日本でも実は意外なほどに広がっているのでは、という気もします。
こうした背景の中から出てくるものでしょうが、
インターネットでの薬の売買をちょっと覗いただけでも
薬の濫用は日本でも実は意外なほどに広がっているのでは、という気もします。
まるで製薬会社のプロパーさん(MR?)が営業しているみたいに。
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