A療法擁護の2人ドーピング議論に

去る1月15日にニューヨークで

「競技スポーツでの能力強化ドラッグは受け入れるべきである」
We should accept performance-enhancing drugs in competitive sports.

という提案をテーマに大きなディベートが行われたらしく、
ネット上でも多くの記事やブログが取り上げています。

このディベートでは
賛成・反対それぞれ3人ずつが登壇して意見を戦わせているのですが、
能力強化ドラッグを解禁するべきだと提案する側3人のうちの2人とは

Ashley療法で非常に大きな存在だと思われる、あのNorman Fostと
Ashleyに行われた成長抑制擁護の論文を書いたJurian Savulescu
だったというのです。

2人ともそれぞれ何年も前から
ステロイド論争では解禁派の論客として気炎を吐いているのは事実なのですが、
こうして大きなディベートで解禁派3人のうちの2人までも
Ashley療法擁護に出てきた顔ぶれが並んだということになると、

“Ashley療法”論争で擁護に登場した”専門家”の不自然
改めて思われるような……。



ディベートに関する記事の一部を以下に。

Intellectual Juicing
the American Spectator, January 18, 2008




また、Fost  と Savulescuの関連エントリーはこちら。