Gunther医師自殺 続報 2

Gunther医師の自殺はアシュリー療法とは無関係だとの記事が、あのシアトル・タイムズに。
Diekema医師が彼らしい饒舌で語っています。



Gunther医師には過去にも時々抑うつ状態になることがあったと、義弟のMichael Guntherが明かし、それが自殺の原因だと家族は考えている、と。

あとは例によってDeikemaの独壇場。

Guntherが名声や脚光を求めたことはないが、アシュリーへの治療の論文を発表してから2人は注目を浴び、その中には「悪意に満ちたeメール」も熱意のこもったサポートもあった。

2人とも嫌がらせも受けましたが、その一方でGuntherを“家族のために立ち上がってくれるヒーロー”だと考える人からの声も沢山ありました。

アシュリーのケースでDanが抑うつ状態になっているとか落ち込んでいるとか、感じたことはありません。ご家族をあのように助けてあげたことには誇りを感じていたし、それはいろんな意味で彼を元気にしていたと思います。

ここで言われているperiods of depression というのが、どの程度病的なうつ状態だったのかは分かりませんが、自殺は“アシュリー療法”とは無関係……と、ぺらぺらとしゃべりつつ、さりげなく「悪意に満ちたEメール」や嫌がらせの存在に言及している辺りが、Diekema医師の真骨頂でしょう。

それにしても相変わらず饒舌な人です。このような時にまで。

           ――――――

忘れないでおきたいのですが、the Seattle Timesとは、アシュリー事件においては、いわくつきの新聞です。

そこがまた、病院からなんらの発表もないうちに真っ先に「Gunther医師の自殺はアシュリーのケースとは無関係。もともと抑うつ的だったことが原因」説を流したことは、注目に値するでしょう。事実上、病院のアシュリー問題広報担当者であるDiekema医師がさっさと出てきて能弁を振るっていることも含めて。

(詳しくは、「シアトルタイムズを巡る不思議」の書庫を。)