「人材育成を放棄して雇用規制緩和ではブラック企業がはびこる」とPOSSE代表
労働問題を中心に、若者の「働くこと」に関する様々な問題に取り組むNPO、
POSSEの代表、今野晴貴氏へのインタビュー記事が
今月号の『介護保険情報』にあり、今の日本社会の問題を鋭く指摘していると思った。
POSSEの代表、今野晴貴氏へのインタビュー記事が
今月号の『介護保険情報』にあり、今の日本社会の問題を鋭く指摘していると思った。
特に印象に残った個所を以下に。
……介護現場で働く方からの相談の特徴は、自分の労働問題ではなく、「事業所に問題がある」という相談が多いことです。
どういうことかというと、介護や医療の現場で事故隠しや虐待があり、そうした問題に対する相談があるわけです。もちろん、その背景として、そもそも労働条件が悪く、それを我慢して働いてきた。しかし、彼らが一番許せないポイントは、利用者をないがしろにすることなのです。
どういうことかというと、介護や医療の現場で事故隠しや虐待があり、そうした問題に対する相談があるわけです。もちろん、その背景として、そもそも労働条件が悪く、それを我慢して働いてきた。しかし、彼らが一番許せないポイントは、利用者をないがしろにすることなのです。
……たとえば非正規雇用で十分な技術を持たない人が専門的なサービスを提供しようとすれば、サービスそのものが劣化します。