EU政府も欧州委員会もアフリカでの新薬開発実験でゲイツ財団のパートナー

EUの研究予算500億ユーロを握るイノベーション責任者で
アイルランドEUコミッショナー、Maire Geoghegan-Quinn氏が
一昨日、EUの自らの事務所でビル・ゲイツと会談。

既にEU政府もEU委員会も
アフリカのサブ・サハラ地域でのHIV結核マラリア治療薬の臨床実験への資金提供で
ゲイツ財団と提携しており、

会談の後、Geoghegan-Quinn氏は
欧州委員会とビル&メリンダゲイツ財団は
多くの研究ゴールと優先順位を共有しており、既に良好に協働している。
今後さらに緊密に協力していけるのが楽しみ」と。

二人はそれら臨床実験だけでなく、
貧困関連病、難病、それから食料の安定(food security)について話し合ったとのこと。



去年、以下のエントリーを書いた際に、私は
「途上国は、先進国がやりたい放題できる人体実験場と化しているのでは?」と書いた。



この実験はその後、以下のエントリーで報告したように、中止になっているけれど、
このニュースでも別の治験が進行していることが言及されている。



途上国が人体実験場と化しているのでは、との疑惑関連では ↓


そこにゲイツ財団の慈善資本主義が絡んでいるのでは、との疑惑関連では ↓



また、昨日の会談で協議されたという food security とは、
ゲイツ財団がモンサントなどアグリ・ビジネスとつるんで進めているGM農業改革のことでは?  ↓