高齢者の入院時にカルテに「蘇生無用」ルーティーンで(英)

英国では病院が患者を蘇生無用(DNR/DNAR)指定する際に、
必ずしも家族への通知をすることが義務付けられていないことについて、
以下のエントリーなどで追いかけてきましたが、



いつも読んでいる「無益な治療ブログ」の16日のエントリーによれば、

ケアの質コミッション(CQC)が出した高齢者の尊厳と栄養に関する報告内容について
高齢者アドボケイト Action on Elder Abuseが詳細を調べて出した意見書が

DNAR指定に関する部分について「特に懸念される」「危険な状況」がある、と指摘。

高齢者の入院時にカルテに
DNAR指定がルーティーンとして加えられているケースがあったり、

患者とも家族とも相談しないで
研修医がDNAR指定を決めているケースも。

Action on Elder Abuseでは
「病院の届け出から監査官がこういう問題に気づいていながら
監督官が何の行動も起こしていない」とCQCを批判。

New Report on Unilateral DNAR in England
MEDICAL FUTILITY BLOG, October 16, 2011