2011年9月20日の補遺


無益な治療論ブログのThaddeus Mason Pope氏がCDCの事前医療計画オンライン講座を受講し、終了したらしいのだけれど、その講義の中で「事前指示書は患者の利益のためというより医療職の法的保護を目的としたもの」との説明があったらしい。
http://medicalfutility.blogspot.com/2011/09/cdc-course-on-advance-care-planning.html

さらに、上記ポストを書いた直後にPopeは、英国でもOnora O’Neill上院議員がどこかの講座で「インフォームド・コンセントは患者の自己決定権を尊重するためではなく、医療職をライアビリティから守るためのものである」と語っているのを聞いたそうな。:この説というかホンネは、私も22年前に娘の主治医との議論の中で聞いたことがある。Popeは「確かに、患者の自己決定が本当の目的だったら、患者が説明を理解することの重要性がもっと強調されてしかりだわな」と。
http://medicalfutility.blogspot.com/2011/09/informed-consent-is-for-doctors-not.html

中国とインドが製薬業界での成長・進出目覚ましく、今後は抗がん剤や糖尿病の治療薬など、これまでは米国など金持ち国の独壇場だったバイオ・テク医療の分野をも脅かし始めている。
http://www.nytimes.com/2011/09/19/health/policy/19drug.html?_r=1&nl=todaysheadlines&emc=tha22

スーパー・リッチはせめて一般の米国人と同じ税率で納税を、とObama大統領。:米国の富裕層は一般人よりも税率が低かったなんて……知らなかった……。
http://planetsave.com/2011/09/18/obama-the-richest-of-the-rich-need-to-pay-more-tax-equal-to-normal-folks/

三重県警:トイレの訴え拒み、聴取の女性がパト内で失禁:難聴の女性だったという。「配慮に欠けていた」という問題ではないと思う。「失禁後も聴取を続けた」明らかに虐待。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110917k0000e040063000c.html