2011年6月15日の補遺


米国でも老親の介護で仕事を辞めた人は退職手当をもらい損ねるリスクがある、との指摘。:これは日本でも年金受給資格に関わってくる問題だと思う。
http://www.advisorone.com/article/caregivers-risk-retirement-benefits-aiding-elderly-parents

Pratchettプレゼンターによる自殺幇助場面の放送で、BBCには約900人から抗議が寄せられ、Rochesterの前大司教が「推進サイドのプロパガンダだ」と。また議員4人が自殺幇助合法化にBBCは組織的キャンペーンを行っていると非難し、BBCのトップに抗議。
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2003256/Anti-euthanasia-backlash-hits-BBC-Terry-Pratchett-shows-death-Dignitas.html?ito=feeds-newsxml

BBCの自殺幇助場面放送が物議を醸す中、BBCはせっせと毎日関連記事を掲載。
http://www.bbc.co.uk/news/health-13768354

BBCだけじゃなくてGuardianにまで、Pratchettの言い分が掲載されている。
http://www.guardian.co.uk/society/2011/jun/14/terry-pratchett-choosing-to-die-assisted-dying-critics?CMP=EMCGT_150611&

上記放送があった日に、息子をがんで失った父親が自殺幇助合法化せよ、とTelegraphで。:ただ、この父親の言い分をよく読むと、息子は「ホスピスに行きつくまで」苦しみ抜いてDignitasへ連れて行ってくれと懇願しており、それを根拠に父親は「あんなに苦しむくらいならターミナルな人が死にたいと言うなら死なせてやってくれ」と主張している。それなら「ホスピスに行ってからは彼は苦しまなかった」ということでもあるし、彼が言っている息子の悲惨とは「あんなに美しい子だったのに、骨と皮ばかりの姿になって」という父親から見た「悲惨」に過ぎないようでもあり。
http://www.telegraph.co.uk/news/uknews/law-and-order/8574458/Father-demands-change-in-assisted-suicide-law-after-sons-cancer-death.html

米国FDAが日焼け止め・サンスクリーンの効果に関する表示を問題視。規制強化に乗り出す。
http://www.washingtonpost.com/national/fda-cracks-down-on-sunscreens/2011/06/14/AGaz3fUH_story.html?wpisrc=nl_cuzheads

中国の電池工場から出る廃棄物で鉛中毒の健康被害、広がる。NYT。
Lead Poisoning in China: The Hidden Scourge: Over the past two and a half years, thousands of workers, villagers and children have been found to be suffering from toxic levels of lead exposure, mostly caused by pollution from battery factories.

偏頭痛の遺伝子変異が3つ分かった。:私はこれまでの生涯で1度だけ、すさまじい偏頭痛に襲われたことがあって、それは比喩でも何でもなく殺意を抱くほどの憎悪と憤りをある人に抱き、それを壮絶な努力で押し殺しつつ仕事をしようとパソコンに向かっている時のことだったのだけど、私にもその遺伝子変異はあるということなのかしら?
http://www.medicalnewstoday.com/articles/228373.php