2011年4月27日の補遺

よく覗かせていただいている夜の死体運び屋さんのブログに、たいそう面白い記事があった。「親族代表席にはだれが座る?」というタイトルで、「奥さんがいないと何もできないのに、家庭ではオヤジ風を吹かせるタイプ」の喪主さんは、その奥さんの葬式で、親族代表席には「長女は嫁に出て苗字が変わった人だから、その席には座ることはできない」と主張、「長男とその嫁が座るべきだ、と言って譲らな」かった顛末について、書いてある。この葬儀屋さんの人間観察はいつもとても鋭くて面白い。「葬儀に疎いだけじゃなく、どうやらこの喪主様はいろいろと世話が焼けるタイプなんでしょう」、周りの全員に自分の考えを否定されてしまった喪主様は「相談の途中で中座して」しまったそうな。読みながら目に見えるようだった。こういう男って、いる、いる。ニッポンの家庭で威張っている、こういうボクたちが「家」を存続させ、女性差別を温存していく。あ、でも、Ashley父も、ちょっとこんな匂いがするな。ニッポンの男だけじゃないかも。
http://blogs.yahoo.co.jp/sougiyaoyaji/44986511.html

アイオワ、フロリダ、ミネソタの3州に、工業農業の農場での覆面捜査を違法な犯罪とする法案が提出されている。特に映像には厳しいらしい。しかも「農業」の定義がものすごく広いんだとか。そんな法案の目的は、州民が動物の権利や食肉、卵、ミルクなどの製造過程について考え始めることを阻止すること以外に何があるのだ? とNYTの社説。
http://www.nytimes.com/2011/04/27/opinion/27wed3.html?_r=1&nl=todaysheadlines&emc=tha211

米国小児科学会が、米国の現在の化学物質規制では子どもも妊婦も守られていない、と。:これについては去年、大統領がんパネルの報告書も同じ指摘をしていた。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/223303.php


SSRIは抗炎症剤と併用すると効果が薄れる。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/223319.php

バクテリアの中には抗生剤から身を守るために自分をシャットダウンする技をもつものも。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/223281.php

詳細なファイリングの導入によって学習障害を克服したケースがある。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/223363.php

国の財政が破たんしたギリシャポルトガルの借金は、当初の見込みよりも大きかった、とのこと。:日本経済がギリシアのようになるんじゃないかという読みがどこかに出ていたのは、東日本大震災前じゃなかったか……?
http://www.guardian.co.uk/business/2011/apr/26/greece-portugal-debt-worse-than-thought?CMP=EMCGT_270411&