2011年3月19日の補遺

スコットランド国立劇場でAshley事件を題材にした演劇Girl Xを仕掛けた障害当事者で脚本家のRobert Softley のインタビューが、BBCのOuch!に。「障害当事者はみんな私と同じ気持ちをAshleyに対して抱いているので、これを舞台で表現したことは歓迎されている」という意味の発言から、批判的な内容であることは明らか。特に、舞台中央で批判を展開するSoftleyに、コーラスが感情的なバッシングを浴びせるシーンがあるらしく、そこには07年の世論に対する彼のフラストレーションが表現されている、とのこと。:そのフラストレーション、私も4年経った今でも、まだ引きずっている。
http://www.bbc.co.uk/ouch/interviews/girl_x.shtml


いつもお邪魔しているトンコさんのブログに、日本の“原発奴隷”のとことん恐ろしい話。:ビッグ・ファーマが途上国を非倫理的な人体実験場に使っているというのは、まさにそのグローバリズム版。つまり、構図はまったく同じ。
http://blogs.yahoo.co.jp/tonko_hard/51511913.html

これも読めていませんが、Lancetに今回の地震が日本で健康に及ぼす影響。:日本人の健康……と書こうとして、日本国内にいる人、被災した人がすべて日本人というわけではないという事実に気付いた。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2811%2960368-1/fulltext?elsca1=TL-180311&elsca2=email&elsca3=segment

これは、上の記事よりもっと読みたいけど、とりあえず棚上げ状態で、Wesley Smithが生命倫理学者ってのは、ちょこちょこっと有名な哲学者の文献をかじっただけで、人の生命を左右する発言をさせてもらっているが、そんなのを許していていいのか、一体それはどういう資格なんだ? と疑問を呈している。
http://www.firstthings.com/blogs/secondhandsmoke/2011/03/18/should-bioethicists-be-licensed/

ナーシング・ホームでのホスピスケアに関する調査が少なすぎる。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/219473.php

ニューヨークタイムズ電子版、ついに有料化。とはいえ月に20本までは無料で読める。その後は4週間15ドルから3プラン。:う~む……。まぁ日本の紙の新聞の半額ではある。全部が有料化されるなら、米国NYT、英国Guardianかなぁ……とは思っていたんだけど、読みたい放題と言われても、そんなにたくさん読み切れる訳じゃないしなぁ……。
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/cifamerica/poll/2011/mar/17/new-york-times-digital-media?CMP=EMCGT_180311&

歳をとってくると、一度に複数のことを同時進行でこなせなくなるので、歩きながら携帯でしゃべるのは止めた方がいい。:これは、なんとなく実感している。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/219292.php

ヨーロッパで人々は肥満する一方なのに、でも実は長期的には寿命は延びている。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/219512.php

すみません。あまりタチの良くないジョークです。この記事のタイトル、Metropolitan Jonah goes to Washington というんですけど、昨夜これを目にした瞬間、私には Metropolitan Japan goes to Washington と見えてしまって、えええっ? 東京がワシントンへ???? 地震津波の被害で? それとも原発対応で? と、頭の中がオタオタとしてしまいました。20秒くらい後に気付いて苦笑。忘れていたのですが、そしたら今朝のYahoo! Japanのニュースで、米国から原発対応の450人規模の専門家集団が送り込まれてくる、と。あれって、頼んだわけじゃないですよね。じゃぁ、方向が逆でワシントンの方から来た……とか?
http://www.washingtonpost.com/lifestyle/magazine/metropolitan-jonah-goes-to-washington/2011/02/24/ABnZq3l_story.html?wpisrc=nl_cuzheads