2010年12月29日の補遺

米国MO州の自殺幇助合法化議論で、誰かの命を維持するために公費から医療費が「浪費」されているという話がさんざん出ていることについて、それは要するに「医療費的に見て、アンタはカネがかかる人だから、そういう人はペットみたいに“始末”させてもらわないと」と言っているに等しい。この問題を回避できる合法化法案というのはあり得ない、との反対論。
http://missoulian.com/news/opinion/mailbag/article_fa361bd2-1292-11e0-9f20-001cc4c03286.html

カナダ、ケベック州でも今年は自殺幇助合法化議論が情緒まみれで吹き荒れました、と。
http://www.canada.com/Year+Quebec+marked+emotional+debate+assisted+suicide+euthanasia/4032855/story.html

この1年間に当ブログが拾った関連主要ニュースは以下にまとめました。
2010年のまとめ:一般(A事件以外) 前半(2010/12/27)
2010年のまとめ:一般(A事件以外) 後半(2010/12/27)
2010年のまとめ:安楽死・自殺幇助関連のデータ・資料(2010/12/27)

オーストラリアの肉牛に、許容量をはるかに上回る成長ホルモンを検出。:このブログをやるようになってから、アメリカ産もオーストラリア産も、牛でも豚でも、どんなに見た目がきれいでも、どんなに安くても、手が出なくなった。
http://www.canberratimes.com.au/news/local/news/general/hormone-level-in-livestock-too-high-survey/2035114.aspx?src=enews

でも、そのオーストラリアで、輸入原料が交じっているジュースに「国産」表示を認めているとて食品表示法が「弱い」との批判が出ているというのだから、オーストラリアの人たちにとってはオーストラリア産がやっぱり安全だと思われているということみたい。確かに私たちだって「国産」が安全だという保証がどこにあるんだか、分かっているわけじゃないんだけど。
http://www.canberratimes.com.au/news/local/news/general/labels-for-food-slated-as-weak/2035105.aspx?src=enews

上の2件は昨日のニュース。今日は、そのオーストラリアから、成長ホルモンが肉の味だけでなく柔らかさまで損なっている、と。
http://www.canberratimes.com.au/news/local/news/general/beef-taste-tenderness-marred-by-hormones/2035613.aspx?src=enews

同じくオーストラリアで、ペットが受けたワクチンやノミ治療のスプレーでガンになったり突然死が起こったり……との苦情が去年1年間に2600件以上あったそうな。
http://www.canberratimes.com.au/news/local/news/general/vaccines-sprays-linked-to-cancers-pet-deaths/2035620.aspx?src=enews