2009年11月16日の補遺

リーズ大学の研究者と子どものホスピスの共同研究で、20年間に渡り、ホスピスに紹介されてきた1554人の子どもと親を追跡。89,5%は5年以上生きた。ケースによって必要とするケア・支援の内容と期間はさまざまで、20年以上にわたって必要としたケースもあった。子どもの場合、ホスピスケアには終末期のケア以上のものが求められる。
http://www.medicalnewstoday.com/articles/170976.php

W.Smithがスコットランドでの「死の自己決定権」アドボケイトとのディベイトについて書いている。
http://www.firstthings.com/blogs/secondhandsmoke/2009/11/16/reflections-on-assisted-suicide-in-the-uk/

この前下院を通過した米国の医療保険改革案には、安楽死や自殺幇助や慈悲殺を推進する行為には政府の金が回ることを禁じる条項が含まれているものの、自殺幇助そのものを定義していないので、OregonとWashingtonで自殺幇助のために毒物を処方する医師に支払われてしまう可能性を指摘する声。自殺幇助合法化に反対している団体から。
http://www.cnsnews.com/news/article/57151

シャーマンさんのブログから、遺伝子操作で記憶力のいいスーパーラットが誕生したニュース。
http://blogs.yahoo.co.jp/sharmanqueen/9464322.html

特定のハイパーなエンザイムを受け継いでいる人が100歳以上生きるのだと、米国の科学者が関連を発見。:子どもの発達理論で、英語圏イデオロギーでは環境を全く考慮せず、最初から能力があればある、なければない、と脳科学で何でもカタをつけてしまう、という話を思い出した。こういう研究は、その長寿版なんだろうな、という意味で。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/8359735.stm

週に3回以上魚を食べている子どもは、そうでない子どもに比べて、認知機能が低い傾向がある。魚に含まれる水銀で?
http://www.medicalnewstoday.com/articles/170896.php

プラスチックに含まれる毒素が男児を女性化している、という調査結果。:これも以前からよく耳にしていた話だけど、このところ環境ホルモンの話題が続いている。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/8361863.stm

米国の医療保険制度改革が実施になる前に薬価を釣り上げておこうとの動き、製薬会社に。
http://www.nytimes.com/2009/11/16/business/16drugprices.html?_r=1&th&emc=th