2009年8月10日の補遺

こちらのエントリーで取り上げた介護心中事件に続いて、パーキンソン病の妻とダウン症の孫を射殺した87歳の男性が自分も拳銃自殺するという事件が起こっていたらしい。こうした介護心中を慈悲殺として云々することへの批判。Wesley Smithがコメントしている。特に前のTravis事件で娘さんがしきりに父親の行為を擁護することについて、「愛する人の行為をその人が亡くなっているだけに悪く言いたくない気持ちは分かるが、殺人をおもいやりだとするメッセージはよくない」。
http://www.ajc.com/news/atlanta/elderly-mercy-killings-spur-112028.html

生まれてくる子どもたちの命を救うため、とGuardianは書くが……NHSが羊水穿刺に変わる安全な血液検査を開発中。前から、ちらちら出てきて障害当事者から懸念の声が上がっているニュースではある。
http://www.guardian.co.uk/science/2009/aug/09/research-nhs-pregnancy-blood-test

近年急増している兵士の自殺や精神障害について、何が原因なのかを探るため、の最大規模の研究が行われている。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/08/09/AR2009080902086.html

州の財政難から、多数の触法精神障害者医療機関ではなく刑務所に送られて、刑務所での対応が限界を超えている。特に10代などの若年層。
http://www.nytimes.com/2009/08/10/us/10juvenile.html?_r=1&th&emc=th

カリフォルニア州最大の刑務所で、黒人とラテン系が抗争、11時間の乱闘で240人が怪我、55人が入院。そういえば、CA州は、つい先日、刑務所内の医療が人権を守れる状態を超えているので受刑者を4万人減らせと裁判所に命じられていたな。
http://www.nytimes.com/2009/08/10/us/10prison.html?th&emc=th

the Seattle Post-Intelligencer紙がオンラインのみとなって、the Seattle Timesはシアトルで唯一の紙の新聞となり、生き残りを危ぶむ噂もあったが、なんの、黒字だとか。:Seattle Timesですよ。ゲイツ財団の御用新聞の。つぶれないでしょう、そりゃ。
http://www.nytimes.com/2009/08/10/business/media/10seattle.html?th&emc=th

テクノロジーの普及で、起きたら朝ごはんよりもまずPCという人が増えている。
http://www.nytimes.com/2009/08/10/technology/10morning.html?_r=1&th&emc=th

子どもの豚インフルにはタミフルリレンザも効かない?
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/8193012.stm

脳腫瘍の治療に使われる放射線療法は、何年もたってから知的機能の低下を引き起こす、とオランダの研究者。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/8189327.stm

死産を防ぐため、胎盤の大きさを正確に測る計算式を英国の研究者が作った。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/8179135.stm

離婚した親にさらわれる子どもが英国で年間500人。
http://www.guardian.co.uk/world/2009/aug/09/children-abduction-kidnapping-uk-data

ここ数年の間に同じような研究、いっぱいあった気がするけど、人は年をとるにつれて生き方上手になるから、病気や貧乏や先行きの不安にもかかわらず、実は幸福になっていく。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/8183522.stm