BBCのKatie記事

BBCAlisonに直接取材して17日に記事を打っていました。
病院からどのような返事があったのかという点について、
Alisonはこれまでのどの記事よりも丁寧に説明しています。


去年の10月にAlisonBBCに対して
手術に同意する医師が見つかったと語ったことに対して、

Alison

ドクターは上と相談しなければならないと言ったんです

その後、看護部長から連絡があって、病院はまだこういう処置は実施できないって
(they would not be prepared to have this procedure put in place)

病院が言うところでは、手術を可能にする唯一の方法は
 Katieの生理が始まった後に子宮の部分摘出について臨床上の必要を訴える
 ことだけだろうって

そして、今回の決定について

この必要悪をKatieからとってあげる必要があることを
 私たちはずっと説明してきました

実際には、Katieのことも私たちの状況も分からない人たちが
 障害者の人権団体というマイノリティに左右されたってことです

NHSトラストはマイノリティが怖いのよ。政治的正しさというのがね

Alison17日のDaily Mailでも
同じ文脈でマイノリティという言葉を使っています。

ここでAlisonが振り回しているマイノリティという言葉には
蔑視や嫌悪感が漂っているように思うのですが、

重症児というのは障害者というマイノリティの中でも
更なるマイノリティだと私はずっと考えてきたのですが、
AlisonにとってKatieや重症児の母親である自分というのは
マイノリティではないのか……。

もしや
政治的・社会的活動をするような障害者は
極端なことを声高に要求する社会の異端・マイノリティで、
極端な主張をするわけではない、それ以外の障害児・者は社会のマジョリティ
……とでもいうのが Alison の感覚なのでしょうか???